アフリカンアートミュージアムと北杜市郷土資料館へ行ってみた!

北杜市

長坂駅の反対側のエリアを探検しようと思いマップを見るとアフリカンアートミュージアムと北杜市郷土資料館が近いところにあったので一日で二つを訪問してみようと思いました。ただ、長坂駅の入り口は一番標高が高くホームへは階段を降りてゆくことになり、簡単に駅の反対側へは行けない地形です。なので駅前の県道32号を右手に進み北杜警察署の信号のところを左折して坂を下り、次の信号のことろで右折すると県道17号に変わりJRの線路下の道を抜けます。そうすると反対側にでます。そこから下方にある大沢深川(一級河川)までずーっと下りの道(県道606号)を降りてゆき、また降りた分を左に曲がって上って行きます。するとアフリカンアートミュージアムの看板があり、それに従って右手の道に入り少し上っていくとそこに近代的な建物が見えてきます。

交通手段としては、自動車、タクシー、バス(長坂駅前のバス(北の杜バス)の3号車 西線を利用して近くのバス停で降りて少し歩くという方法もあると思います。アフリカンアートミュージアムの最寄りのバス停は、藤武神社前、北杜市郷土資料館の最寄りのバス停は、中丸公民館南)

アフリカンアートミュージアム

建物は二階建で、一階の入り口から奥に受付があり、その手前には、アフリカからの輸入品が販売されており、左手にはメインの展示室があり、その中央右手から二階に上がる階段があり二階は吹き抜けになっているのでそれ程広い展示室ではないですが、宝飾品がガラスケースに入って展示されており、アフリカの木製のテーブルや色々な大きさや種類の椅子が展示されています。二階の奥には衣装が展示されているのですが、マスクと衣装が一体でまるで人がこの衣装を着て立っている様なオーラがあります。一階のメイン展示室では、アフリカの動物のマスクや、動物の椅子、鳥、犬、猫、蛇、壺、太鼓、アフリカのファブリックが壁に展示されております。中には一度見ただけでは何なのかわからない物もあり、とても興味深いものでした。アフリカンアートは珍しいもので私、満月も初めて見るものが多くありました。どの作品も怖いものではなく、ユニークでコミカルな部分がありました。

入場料は、大人1名800円でした。アフリカのコーヒーを1杯400円で淹れてもらって入り口近くのテラスで頂きました。とてもおいしかったです。

北杜市郷土資料館

アフリカンアートミュージアムを出て県道606号に戻り、突き当りまで行くと案内看板があります。右折してすぐに北杜市郷土資料館があります。二階建ての建物で一階の右手奥に受付があります。観覧料は、一般は210円でした。一階には、昭和初期の長坂の民家が復元されております。民家の中に入って座敷にあがっても良いとのことでした。

私、満月が驚いたのは、家の中に馬屋があることです。やっぱり北杜市の冬の寒さが厳しいので馬は屋外で飼うのはかわいそうなんでしょうね。

二階へは、階段やエレベーターで上がって行きます。3つのテーマに区分されていて、通史の杜は、縄文時代から現代までを扱っており、縄文土器、風呂おけ、農作業の道具、生活道具、用品、着物が展示され、地域の杜には、大きなジオラマが展示されており、八ヶ岳南麓、甲斐駒ヶ岳山麓など、地形が楽しめます。産業の杜は、北杜市の主要産業の米作り、かっての産業であった養蚕、ホップ栽培の歴史、米作りの道具の展示、馬の役割などの説明、100年前の長坂駅の模型も展示されています。お米は武川米というブランドがあるそうなので、秋に新米を食べてみようと思います。ビールの原料のホップが100年も前に山梨ホップという名称で栽培されていたとは驚きました。もうなくなってしまったのかと思いきや、奇遇なことに先日地元のビールが飲みたいといって紹介されたのを買って飲んだのですが、なんとそれが八ヶ岳南麓の北杜市で数少ないホップ農家となり、その継承と発展に務めている農家さんが作っているビール「北杜の華ホップス ペールエール」でした。フレッシュな香りがしてとても美味しいビールでした。

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